あいり歯科クリニック
〒358-0023
埼玉県入間市扇台6丁目8-4
TEL:04-2907-1188
駐車場8台

診療時間
月曜日~土曜日
午前 9:00~12:30
午後 14:00~19:00

※土曜日は17:00迄の診療となります。
休診日  日曜日・祝日

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歯周病とは

老化現象では歯を失うことはありません

歯周病は成人の約80%が罹っているといわれています。歯周病(歯槽膿漏)の原因は歯周病菌という細菌です。細菌ですから人から人へ感染します。昔は、年を取るにしたがって歯槽膿漏で歯が抜けてしまう。年を取るのは止められないから、歯槽膿漏で歯が抜けてしまうのは治せないとか、歯槽膿漏は不治の病だとか、言われていました。それは間違いです。病気だから治せるのです。
虫歯が全然ない方は安心している人が多いですが、虫歯が全然ない人ほど歯周病が進行してしまっているのをよく見かけます。虫歯は悪化すると痛みが出て虫歯になったと気付きますが、歯周病は症状がほとんどないためかなり悪化するまで気付きません。気付いた時には手遅れになっていることが多いです。年齢を重ねると歯ぐきが下がり歯が長くなってきたという人が多く来院します。ほとんどの人は老化現象と思っているようですが、それは間違いなく歯周病です。(歯肉の中の骨が知らず知らずのうちに溶けていっています。)それも相当進行した歯周病です。虫歯も歯周病も細菌感染という感染症です。歯周病の原因をしっかり理解し1本でも多くの歯を残すようにして下さい。そして入れ歯ではなく自分の歯で一生食事ができることのお手伝いをさせて下さい。

歯周病の進行の仕方

老化現象で歯を失うと思っている人がいますが老化現象では1本も歯を失いません。歯を失う一番の原因は、実は歯周病です。しかも知らない間に進行し、気付いたときは手遅れな事が多く、一度抜けると次々に抜け被害を大きくします。
歯の表面には、食事のたびにネバネバした薄い膜状のものが作られますが、これが歯垢(プラーク)と呼ばれるもので食べ物のカスではありません その約70%が細菌(バクテリア)で 残りの30%が細菌のつくる糖・酸・毒素・酵素などです。プラークの異常停滞が虫歯、歯周病の原因となるものです。
歯垢1ミリグラムには、細菌が1億個もいるといわれ、これが歯肉に炎症を起こし、最後は歯を支える歯槽骨まで溶かしてしまいます。支えを失った歯は、まとまって抜け落ちてしまいます。

「軽度の歯周病」
歯肉が赤く膨れ、歯磨きなどでも容易に出血しやすくなります。骨(歯槽骨)が少し溶け始めています。ポケットの3~4mm程度になっています。歯の揺れはあまりありません。

「中度の歯周病」
歯肉の張れや出血はもちろん、歯を支える骨(歯槽骨)が3分の2以下になります。ポケットの深さは4~6mmになっています。歯が揺れ始めることもあります。こうなると歯肉からウミや口臭も出てきます。
「重度の歯周病」
ポケットの深さは6mm以上になっています。歯の揺れは大きくなり、食物も噛みにくくなります。出血やウミの量も多くなり、口臭はさらにひどくなります。
「末期の歯周病」
歯槽骨が4分の1以下になります。歯の揺れはかなり大きくなり、食物を噛むことができなくなります。口臭、ウミ、出血、口腔内の粘つきがひどくなり、自然に歯が抜けてしまうこともあります。こうなると歯は抜歯の対象になります。

歯周病のチェックポイント

歯周病は成人の国民8割以上がかかっています。歯周病は虫歯と違い自覚症状が出にくい為、知らないうちに進行し手遅れになることが多いですが、早期に発見し治療することにより進行を抑え、予防することが可能です。
まず鏡を見て口の中を見てみましょう。

  1. 歯ぐきが赤く腫れている
  2. 口臭がする
  3. 歯と歯の間が大きくなる
  4. 歯肉がやせ、歯が長く見える
  5. 歯が揺れる(歯を1本1本前後に揺すってみて下さい)
  6. ハブラシで出血する(ほとんどの人は歯の表面をだけ磨いています。歯周病の場合は歯と歯肉の境目を磨いて下さい。それで出血しなければ大丈夫です)

歯周病の治療の第一歩は正しいブラッシングをすることです。あいり歯科クリニックに来院される患者さんは、98%ぐらいの人が間違ったブラッシングをしています。当然の事ながら歯周病は進行していきます。正しいブラッシングを覚えましょう。

歯周病治療の目的

歯周病が進行した状態の歯肉をよい状態にもって行く治療です。よくするためには正しいブラッシングを覚えることです。
歯石の除去、生活習慣の改善、不良な金属のやり直し、咬み合わせの修正、進行した歯周病には外科処置(手術)が必要となります。

状態の悪い歯ぐき
歯ぐきが腫れていてぷよぷよしている。歯と歯の間の歯肉が赤く腫れている。歯を磨くと簡単に出血する。
歯ぐきがうずく。口臭がある。膿が出る。歯が動く。
状態の良い歯ぐき
引き締まってピンク色をしている。
引き締まったことで歯と歯の間に隙間ができる。
歯茎の腫れが引き、歯茎のラインが下がる。
ブラッシングで出血しない。
口臭がせず、息がさわやか。
歯の動揺は収まり、膿もでなくなる。

治療の流れ

患者さん一人一人にあった治療計画を立案し、良質の歯科医療を実践しております。
一生自分の歯で食事をするという目標を成功に導くためにも、治療終了後はみなさんの健康を守るために定期検診と、プロフェッショナル・ケアのプログラムをご用意しております。

1.応急処置:
歯が痛い・歯肉からの出血・入れ歯の具合が悪いなどの時には、まずその部分から治療をいたします。問診表にアレルギーの有無など、お体のコンディションも併せて記入していただき、これからの治療計画の資料とさせていただきます。
 
2.診査・診断:
応急処置が終わると、お口全体を一単位と考え、充分な診査(あいり歯科クリニックの歯周診査を参照)を行います。レントゲン写真を撮り、目に見えない隠れた病気を発見します。歯型を取り、上下の咬み合わせのバランス・歯ならびを見ます。その診断結果については、カウンセリングの時に納得がいくまでご説明いたします。
 
3.予防プログラム:
虫歯も歯周病もお口の中の環境改善で予防が可能です。歯垢を取り除くことを目的とした充分なブラッシング・徹底した歯石の除去・食生活の工夫と改善が、再発を防ぐ治療を行う前提条件となります
  修復プログラム:
歯には自然治癒力がないので、一度崩壊したところは人工物で修復しなければなりません。単に詰めたり、かぶせたりするだけでは一時的には噛めるようになるかも知れませんが、長期的に機能することは不可能です。修復物が長い期間、口の中で機能するためには、歯にフィットしていること、全体に調和した咬み合わせであることなど、質の高い治療が要求されます。
 
4.メインテナンス:
すべての治療が終了しました。しかしこれはゴールではなく、スタートです。これから長い間、歯の健康を維持したまま、機能し続けなくてはいけません。そのため、なぜ歯が悪くなったかをもう一度考えてみてください。お口の中の環境が治療前と同じになれば、必ず病気は再発します。虫歯も歯周病も初期のうちは症状がありません。毎日のブラッシングによる、患者さん自身のメインテナンスを励行すると共に必ず定期検診を受けてください治療後のフォローも万全にしたいものです。