あいり歯科クリニック
〒358-0023
埼玉県入間市扇台6丁目8-4
TEL:04-2907-1188
駐車場8台

診療時間
月曜日~土曜日
午前 9:00~12:30
午後 14:00~19:00

※土曜日は17:00迄の診療となります。
休診日  日曜日・祝日

- 各種健康保険取扱い -

治療から予防へ

治療中心からから予防管理中心へ

治療中心型歯科医療:痛くなったり、かぶせ物がとれたり何かあった時にだけ歯科医院へ行く、昔ながらの歯科医療のかかり方。
予防中心型歯科医療:口腔内を完全に健康な状態に治療をしてから、その後、悪くならないように定期的に検査、クリーニングをして予防していく欧米型の歯科医療のかかり方。

歯周病の治療終了後は、歯周病菌がだいぶ少なくなり、歯肉の状態もよくなります。しかし歯周病は感染症であるため、時間がたち、歯周病菌が繁殖しやすい環境になれば再発を起こします。
それは歯周病の細菌をなくすことが出来ないからです。
歯周病予防は、丁寧な歯磨き、定期的な歯科検診、適切な生活習慣が基本です。
※ 歯周病治療後にメンテナンスを受けた人は約90%が現状を維持でき、メンテナンスを受けないと約90%の人が悪化したという報告もあります。
※ 歯周病治療とメンテナンスをきちんと受ければ、将来喪失する自分の歯を、大きく減らすことができます。

日本の歯科医療受診内容は先進諸外国に比較し検診の受診率が極めて少なく、総受診人数の8割程度が治療のための受診です。さらに治療受診の内7割が再治療のための受診という結果です。
日本では患者が健康を維持増進するための予防を行うすべを知らず、医療者においてもケアに重きを置かないという状況があり、このことが再治療の繰り返しという現状を引き起こしています。
予防管理中心の歯科医療(定期健診・メンテナンス)をつづけることは、結局、

1.治療時間
2.治療回数
3.治療時の苦痛
4.治療費
5.生涯失う歯の数


これらすべてが、最小限ですむということなのです。

メンテナンスの必要性

歯の表面や歯と歯の間、歯と歯肉の境目に付着するプラーク(=歯垢)
患者さん自身のブラッシングは一見するとプラークは全て取り除けているように見えますが、ブラッシングの力だけでは除去できない強固なものがあります。
虫歯や歯周病を引き起こす様々な細菌は複雑に絡み合い、共同体を形成します。しかもこれらの「細菌の共同体」、ネバネバと粘液状「よろい」のようなものに守られているのです。
このよろいで守られた細菌の集合体のことを「バイオフィルム」と言います。
 

このバイオフィルムは他の異物を侵入させないため、洗口剤はもちろんブラッシングの力だけでは破壊できないのです。
3~4ヶ月ごとに歯周ポケット検査、歯石取り、PMTCを。間隔をあけて定期的にレントゲンを過去のレントゲンと比較検討することが重要です。
海外のデータでは、メンテナンスをしっかり行った51~65歳の患者さんは、30年後でも平均で歯を2本しか失っていません。
定期健診・定期メンテナンスを、しっかり行うことは自分の歯のためであり、ひいては自分の健康につながっていきます。
そして、あいり歯科クリニックの目標は、入れ歯を入れないで自分の歯(もしくはインプラント)で一生食事をとれる患者さんを増やすことです。

年齢 1972年 2002年
Group1 20~35 26.7 26.3 0.4
Group2 36~50 25.8 25.1 0.7
Group3 51~65 20.1 18.3 1.8

上の表はAxelssonの論文ですが、これは、治療終了後にしっかり定期検診に通った患者さんが30年後に何本歯を失ったのかという論文です.Group1の患者さんは1972年に患者さんの歯の数が平均で26.7本あったのが定期検診を重ねた30年後には26.3本もの歯が残っていて、平均で0.4本しか30年間で歯を失わなかったということです。この表を見てわかるとおり51~65歳の人は30年後には81~95歳という高齢なっておりますが、平均で1.8本しか歯を失いませんでした。当然ながら、定期検診に来られなかった患者さんは、歯を失う数がものすごく多くなっております。このことからもメンテナンスがいかに大事かということがわかると思います。